遺伝子解析研究支援部門
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遺伝子解析研究支援部門の概要について
遺伝子解析研究支援部門(樽味地区)はP2およびP3 レベルの遺伝子組換え実験に対応する設備を有し、特にP3 レベル実験室は愛媛県内で唯一の施設です。施設1階にはトレーサー実験などが行える放射性同位元素実験室および測定室を併設しています。動物飼育室、植物・微生物の培養室を有し、一般的な生物材料を取り扱った実験を行うことも可能です。受託解析業務として、DNA塩基配列決定、アミノ酸組成分析を行っています。また毎年8月に、高校生を対象に遺伝子組換え実験の公開講座を開催しています。 利用にあたっては、利用形態に応じて利用申請書、組換えDNA実験を伴う場合は遺伝子組換え実験申請書の提出・承認が必要になります。
部門長挨拶
学術支援センター遺伝子解析研究支援部門では、遺伝子操作技術を駆使し、遺伝子およびタンパク質などの構造や機能の解析など、遺伝子に関する教育研究に加え、放射性同位元素を扱う教育研究を支援しています。また、遺伝子組換え実験に対応するP2およびP3レベルの実験設備を有しており、特にP3レベル実験室は愛媛県内で唯一の施設です。植物細胞、動物細胞および微生物の培養室、さらに動物飼育室を有し、培養レベルから生体レベルにおける遺伝子やタンパク質の機能解明、機能性因子の生理効果の解明が可能な設備を備えています。トレーサー実験などが行える放射性同位元素実験室や測定室も併設しています。また、サービス業務として、DNA 塩基配列の解析や高速アミノ酸分析計によるアミノ酸組成解析を実施しています。樽味キャンパスにありますが、農学研究科はもちろん、他部局、さらには学外における地域の研究支援にも貢献できる設備を有しておりますので、是非、本施設を有効に活用し、研究のお役に立てていただきたいと考えています。
研究分野紹介
DNA の塩基配列解析やタンパク質の構造機能解析などの遺伝子に関する研究分野、放射性同位元素を扱う研究分野において、農学部をはじめとして学内外の多くの教育研究を支援し、以下のような分野の教育研究を行っています。
- 食品成分の生体調節機能に与える影響
- パン酵母やカビ等の遺伝子機能解析
- 産業用微生物の遺伝子解析
学外からの利用
学外の研究者でも利用できるよう整備を進めています。現在利用できる機器については学外からの学術支援センター遺伝子解析研究支援部門機器利用.pdf
を参照してください。その他、利用に関しては管理室まで個別にご相談ください。
新着情報一覧
- 2022.11.15
- 共同利用機器予約システム(学内限定)の利用再開について
- 2022.11.08
- 共同利用機器予約システム(学内限定)の利用停止について
- 2021.08.20
- 高校生対象~農学部生命機能学科で高大連携企画~オンライン体験授業開催
- 2021.03.26
- 移設された新機器~超遠心機(ベックマン:Optima MAX-E)~
- 2020.12.16
- 移設された新機器~新たな機器が利用可能になりました~
- 2019.08.07
- ~遺伝子組換え生物実験公開講座~を開催
- 2017.05.08
- DNAシークエンサーABI310のセンター公費による修理の停止
- 2017.01.16
- 共同利用機器予約システムの運用開始
連絡先
〒790-8566 愛媛県松山市樽味3-5-7TEL:089-946-9757(管理室)
FAX:089-946-9757