物質科学研究支援部門

物質科学研究支援部門

利用可能な機器について

大型機器

透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡、電界放射型走査型電子顕微鏡、フーリエ変換核磁気共鳴装置(液体用2台)、単結晶自動X線構造解析装置、粉末X線解析装置、電子スピン共鳴装置、質量分析装置、ICP発光分析装置を設置。

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    質量分析装置
    (日本電子製)
    JMS-700V型

    電荷をもった粒子は電場や磁場から力を受けて連度や飛跡を変える。その時慣性の法則により重い粒子は加連も鈍く曲がり方も小さくなる。この性質を利用して粒子の重さ(質量)を知る装置                2024年度測定モード切替予定表

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    フーリエ変換核磁気共鳴装置
    (Bruker製)
    AVⅢ500

    超電導磁石を用いた高磁場フーリエ変換核磁気共鳴装置は,電磁渡パルスを照射することにより短時間にすべての核を励起し,その自由誘導滅衰の結果をフーリエ変換処理することによって,周波数吸収関係曲線(NMRスペクトル)を得る装置。様々な多重パルス系列が開発され,短時間でかつ効率良く得られる

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    単結晶自動X線構造解析装置
    (リガク製)
    VariMax RAPID/α

    結晶中の分子がつくる回折格子によるX線の回折現象を利用して正確な分子構造と分子の相互配列(結晶構造)を決定するもの。ダイナミックレンジの広いイメージングプレート(IP)により広い測角範囲(-60°~+144°)のため,キラル化合物の絶対構造の決定が可能

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    単結晶自動X線構造解析装置
    (リガク製)
    VariMax SaturnCCD724/α

    結晶中の分子がつくる回折格子によるX線の回折現象を利用して正確な分子構造と分子の相互配列(結晶構造)を決定するもの。高感度・低ノイズ・広面積なCCDを搭載した単結晶自動X線構造解析システムであり,極微小結晶や迅速なスクリーニングが可能

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    電界放出型走査電子顕微鏡
    (日本電子製)
    JSM-7001FA

    電界放射型の電子銃を使用しており,通常の熱電子銃と比較して電子線を極細く絞れることや電流を多く流せるメリットがあるため,解像度が高く高倍率で試料表面の形態や微細構造を観察する装置

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    透過型電子顕微鏡
    (日本電子製)
    JEM-2100

    電子顕徴鏡では物質中の原子一個一個が識別できるのみでなく,元素分析も可能です。電子線と物質の相互作用の結果生じる信号をその情報としています。

一般機器(設置場所の変更有)

有機微量元素分析装置、熱分析システム、フーリエ変換赤外分光計、紫外可視吸収分光計、蛍光燐光発光分光計、紫外可視近赤外分光光度計、絶対PL発光量子収率、ガスクロマトグラフ質量分析装置を設置※熱分析システム及び光度計類は、改修後、北棟1階の分析室及び光度計室に移動しました)

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    有機微量元素分析装置(依頼のみ)
    (Jサイエンスラボ製)
    MICRO CORDER JM10T

    ウルトラミクロ天秤(0.1㎍まで秤量可能)を用いて1~3mg程度秤量し、有機物質中の炭素(C),水素(H),窒素(N)の含有率を数分程度で定量する装置。精密秤量のみの依頼も可能                2024年度依頼受付日程表

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    フーリエ変換赤外分光計
    (サーモフィッシャー) 
    Nicolet iS50

    赤外吸収を利用して、簡便に物質の構造を推定することができる分析機器   ※北棟1F光度計室  

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    紫外可視近赤外分光光度計
    (島津製作所製)
    SS3700

    紫外から可視、近赤外の光を物質に照射し、その時の相互作用(吸収や反射)を解析する装置        ※北棟1F光度計室

液体窒素供給

image3-1.png液体窒素供給装置(城北2番地区、3番地区にそれぞれ設置)
物質科学研究支援部門、及び、プロテオサイエンスセンター横には、液体窒素用のコールド・エバポレータが設置されており、城北地区のみならず、他地区の利用者を含めて、全学の利用者に液体窒素を供給。(高圧ガス保安教育を受講したものが利用可能)          ※2番地区の受払簿はQRコードになりました。

液体窒素使用申込書・引渡済通知書