医科学研究支援部門

医科学研究支援部門

学外における受託試験について

イメージング分野

・電子顕微鏡標本作製等の受託サービス

透過型・走査型電子顕微鏡標本作製及び観察撮影を承ります。
(金コロイド法などの免疫電子顕微鏡法、結合組織消化法によるSEM観察など)
レーザー顕微鏡による撮影や免疫蛍光法作製などを賜ります。

・光学顕微鏡標本作製等の受託サービス

・ 担当者と詳細な事前打ち合わせを行って下さい。
・ パラフィンおよび凍結試料について、HE、各種特殊染色、免疫染色等に対応しています。
・ 固定試料を持ちこむ場合、組織を十分量の固定液に浸漬して下さい。
(例えば、ホルムアルデヒド系固定液であれば、最低でも組織の10倍量を目安にする。)
・ 標本完成までに要する時間は、依頼内容および依頼の混雑状況により異なります。
・ まずは下記までご相談下さい。
  連絡先:089-960-5456

 

タンパク質解析分野

・タンパク質ゲル内消化・質量分析サービス

切り出したゲル片を受け取り、トリプシン消化後、MALDI-TOF MS(AXIMA TOF2/島津)を用いて消化物の質量分析を行い、質量分析データとスペクトルを返却します。
データベース検索等はご自身でお願いいたします。

 

ゲノム解析分野

・次世代シーケンサーMiseq受託解析

Miseq学外向け紹介.png

・受託業務例

 

RI実験分野

・サザンブロット解析の受託サービス

・解析の流れ

愛媛大学以外の方もご利用いただけます。
令和
2年度以降、学外からは国立大学2件、私立大学4件の依頼を実施しています。

その内の1件で、
ノックイン細胞の導入変異の確認(スクリーニング)実験に私達のサザンブロット受託解析が
お役に立てたようです。
論文サイト- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34382357/

RI32P)を用いた変異アレルの検出に関し、
組織・細胞からゲノムDNAの調整
ゲノムDNAの制限酵素処理
電気泳動と転写メンブレンの作製
プローブの調製
プローブのRI標識、ハイブリダイゼーション及び検出
をサポートいたします。

詳しい内容は、「解析の流れ」を御覧下さい。

この受託サービスは学内が優先となりますのでお待ち頂く場合があります。
まずは下記までお問い合わせ下さい。

病態機能解析部門
准教授 藤野 貴広
TEL : 089-960-5901
MAIL: tfujinoアットマーク.jpgm.ehime-u.ac.jp
(※迷惑メール対策のため、アットマーク.jpgは画像にしております。送信の際は@に変更してください。)

・RI施設の利用

学外の方も当RI施設を利用できます。      ※注意事項

RI施設利用の流れ.png・健康診断は各自で行っていただきます。
・提出が必要な書類、機器の詳細は
 下記をご参照ください。
 RI実験分野について
・施設、機器はRI管理室スタッフが不在時は
 利用できません。
継続的に必要な手続き
・6か月以内ごとの健康診断
・定期教育訓練(年に1回:2~3月頃に開催)

必要となる利用料 (※詳細は事前連絡時にて)
実験台使用料、被ばく測定バッジ代、機器使用料、RI購入費、RI廃棄費用 など